チュン太はどこかな…
2009年 10月 17日
「チュン太は、どうしてる?」と、あれからたくさんの方に聞かれることがあります。
まだ3ヶ月くらい前のことなのに、飛び立って行ってからずいぶんたったように
思えます。
「何のこと?」という方は、右のカテゴリの『すずめのひな(チュン太)日記』をご覧下さい
しばらくは、鳴き声ではっきりと「チュン太だ」とわかっていましたが、
最近は自信がありません。
でも、鳥の鳴き声って大きくなっても変わらないのかな…?
1匹、あの時のチュン太と声の高さは違うのですが、
鳴くリズムが同じ子がいるんです。
鳥も声変わりがあるのかしら(笑)
でも、もうチュン太かどうかを知ることは出来ません。
ただ、私の中に最後に飛び立って行ったチュン太のたくましい姿が
残っているだけ。
今朝、ゴミ捨てに行ったら、すずめが近所の家の屋根に集まっていました。
あの中にチュン太がいてくれたらいいな〜と思いながらパチリ。
まる裸のチュン太を育てていたあの頃は、この命を生かしたいと必死でした。
朝が来る度、夜元気だったチュン太が箱の中で動かなかったらどうしよう…と
思ったこともありました。
この頃は、なんのひなだか鳥専門の病院の先生もわからなかったね。
たしか、すずめではない…と言われたのに(笑)
あの時、少しでもあきらめる気持ちがあったら、今頃…いえこれからもずっと
後悔し、あきらめた自分を責めていたかもしれません。
生きようとする、チュン太にたくさんのことを教えてもらいました。
命に、見た目の大きさは関係ない。
きみは立派な「すずめ」だったね
相手に対して、丁寧に向かい合うこと…
普段から出来ているかな…?
人には限界があるけれど、その限界を決めるのも自分だ…と
ドラマのセリフにありました。
頑張りすぎず、でも少しだけハードルをあげて(ちょっとだけね♪)、
飛び越える努力をすることで人は成長し、自信という次のステップにつながる
宝物を手にすることが出来るように思います。
「自信」って、すごいパワーになりますよね。
チュン太は、誰に教わることなく自分自身で8日目のように、何度もジャンプしたり…。
たくさんの自信をつけて飛び立って行きました。
「すずめを育てたの?」
「ちゃんと飛んで行ったの?」
と聞かれることが多いですが、ただ、飛び立てるようにお手伝いをしただけです。
そしたら、こんなにたくさんのコトに気づかせてもらいました。
人だけではなく、動物もみんなが過ごしやすい世界が良いですね。
その為には、出来るコトがたくさんあるように感じます…。
by aromacielo
| 2009-10-17 10:03
| すずめのひな(チュン太)日記